スムーズな相続の鍵:法定相続情報証明書の役割と利用法

不動産登記

相続手続きを円滑に進めるためには、法定相続情報証明書が役に立ちます。
この証明書は相続人に関する情報を一元的にまとめたものであり、その役割と利用法について理解しておくことが重要です。

法定相続情報証明書とは?

法定相続情報証明書は、相続人に関する基本情報をまとめた公的な書類です。
各種の相続手続きに利用可能です。
この証明書を取得することで、不動産の登記や預貯金口座の手続きなどがスムーズに行えます。

法定相続情報証明書について法務局のHP→「法定相続情報証明制度」について:法務局 (moj.go.jp)

取得方法とポイント

  1. 管轄の法務局で申請: 法定相続情報証明書は管轄の法務局で申請します。申し出を行う法務局は、被相続人の本籍地または最後の住所地、申出人の住所地、被相続人の不動産所在地を管轄する法務局です。
  2. 必要書類の用意:
    ➀被相続人の出生から死亡までの戸籍
    ➁被相続人の住民票の除票(戸籍の附票)
    ➂相続人全員の戸籍謄本(抄本)
    ➃申出人の住所・氏名が確認出来る書面(免許証など)
    ➄各相続人の住民票(法定相続情報証明に住所を記載する場合)
  3. 法定相続情報一覧図の作成: 被相続人の相続人を一覧した図を作成します。

まとめ

  1. 早めの取得がポイント: 相続が発生したら早めに法定相続情報証明書を取得しましょう。手続きが迅速に進む要因となります。
  2. 手続きに必要な枚数を一括で取得: 複数枚法定相続情報証明書を取得することにより、平行して様々な手続きを進めることができます。

法定相続情報証明書は相続手続きのキーとなる重要な書類です。正確な情報のもと、円滑な相続手続きを進めるために、取得と保管に注意しましょう。

当事務所では浜松・湖西・磐田・袋井・掛川などのエリアで相続登記、売買や新築建物の登記に伴った抵当権の設定登記や、住宅ローンの完済などによる抵当権抹消登記も多く取り扱っております。
もちろん法定相続情報証明の取得のお手伝いもしております。

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