グリーフケアとは
グリーフケアとは、 家族や大切な人と死別した喪失の中で打ちひしがれ、そこからの回復との間で揺れ動き、不安定な状態となった人に、さりげなく寄り添いながら援助することで、つらい心と体を癒すことです。
グリーフケアを学んだ経緯
私はプロフィールにも書いたのですが、生まれたばかりの娘と死別しました。
プロフィールはこちら
それからしばらく大きな喪失感と、失われてしまった未来への悲しみでやる気も出ず、自分に気を使ってくる人に対しても激しい敵意を持っていました。
芸能人の出産ニュースや、そういう類の情報を見る度に激しい怒りを覚えました。
同じ経験。いや、妊娠の経緯からももっと大きな喪失や悲しみを抱えているであろう妻にどういう対応をしてあげられるのか??そして自分の精神状態はどういう状態なのか?
なにも動けないことに焦燥感を覚えた私は、子と死別した親であったり、大事な人を失った人はどういう精神状況になり、どういう風に立ち直っていくのかを知りたいと思いグリーフケアについて講座を受けたり勉強したりすることにしました。
グリーフケアを学んで
グリーフケアを学んで思ったこと。
このような悲しみ喪失感を抱えながら生活している人々がたくさんいるということ。
皆が、自分にとって特別な喪失を持っていること。それを尊重し、その体験を敬わなければならないこと。
悲しむことは悪いことではないのです。愛していることの裏返しなのだから。
多くの人にグリーフ(喪失)について知ってもらうことができたなら、そんな悲しみを抱えながら生活している人も過ごしやすい世の中になるのではないかなと思っています。
このブログでも少しだけグリーフについて触れていきたいと思っています。
グリーフケアというのは、悲しみや喪失感を抱えた人に寄り添い励まして立ち直るとかそういうことではなく、側に立って話を聞き、話を聞いてあげて自分自身で少しずつ少しずつ悲しみとの付き合い方を学んでいくことを見守っていくというようなこと。だと僕個人は考えています。
相続について仕事として扱っていることは悲しみに触れることと考えています。
当事務所では、湖西・浜松・磐田・袋井等の相続事件を取り扱っております。遺族の方に寄り添えればいいなぁと考えています。
お気軽にお問合せください。
コメント