グリーフとは
グリーフとは喪失感からくる人間の悲嘆の反応ないし無反応です。
悲しみそのもの。そしてそれから引き起こされる反応です。
例えば、友人との繋がりを断ってみたり、社会とのつながりを感じられなくなったり、世界との繋がりを感じられなくなったり、自分だけどうしてこんな目にあうんだろうと悲しい気持ちになっていくことなど。様々な反応です。
ちなみに僕は社会や世界に対する怒りという反応が出ました。
詳細はこちらの記事『グリーフケアから得たもの』
喪失感の種類
ではどんなものがブリーフになるのか。
喪失感に繋がっていくのか、ということになります。
まず、第一に僕も経験したことですが、大事な人との死別。親・配偶者、それに自分がとても好きだったアイドルなど自分が感情移入していたもの。人が亡くなってしまった時。
喪失感を抱えること。私は最初これがグリーフだと思っていました。
しかし、学んでいくうちに別の種類のグリーフがあることにも気づきました。
例えばペットロスもそのひとつ。
また、認知症によって自分のアイデンティティや自分の記憶を失っていくこと。自分がどうなっていくんだろうと恐れを抱えること。
認知症の方を抱える家族がその人をなくしていくように感じること。
そして社会的地位(退職や降格など)を失うことによって喪失感を感じること。
このようにマイナス方向の喪失感を抱えること。
逆に、おめでたいこと嬉しいことなのに喪失感を感じることもあります。
例えばマタニティブルーやマリッジブルー。それに自分の子供を県外の大学に送り出したり、別の家庭へ結婚して送り出したりすること。
これは社会一般的にはとてもおめでたいことで嬉しいことなのだけれども、今までの自分を失うことへの喪失。それに自分の子供を送り出すことで子供から離れることへの喪失。
という気づかれにくいプラスのグリーフもあります。
こんな風に死別だけではなく、様々な喪失によって人間は心に反応があったり、体に反応があったりします。
そうやって辛い思いを抱えたり、悲しい思いを抱えたり、自分に気を使ってくる人に怒りを抱えてしまうことはあることです。
是非皆さんもグリーフについて興味を持っていただけると、皆が住みやすい世の中にならないかなと思います。
喪失感を抱えたまま相続手続きをする方を支えたいと思います。
当司法書士事務所では、浜松・湖西・磐田・袋井・掛川などのエリアで相続登記、売買や新築建物の登記に伴った抵当権の設定登記や、住宅ローンの完済などによる抵当権抹消登記も多く取り扱っております。
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